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ハナもも


ハナもも

植木鉢の片手落ち評価 「鉢の中の水と空気」の理論、特に飽和と不飽和、および自由空間率と含水率の項は、今後我が家の鉢植え用土を考えるうえで大いに評価されるぺきものといえます。

また、鉢の中に滞水層ができることも事実であり、これらのことはだれでも理解しております。

問題は、こつ滞水層の存在がはたして我が家の鉢植えの生育、特に根の発育に著しい害作用をもつものであるか否かということです。

滞水層つまり完全飽和の状態では空気の存在がなく、根の呼吸に必要な酸素の供総が得られないことを理由に、鉢底にゴロ土を敷くことが好ましくないとしておられます。

そして滞水層のできることに対するデメリットを強調するあまり、そのメリットにふれられていないのは残念です。

合理性の探究 改めて述べるまでもなく、我が家の鉢植え界では過去長い間、鉢底にゴロ土を敷くことをなかば常識的なこととしここれを実行しております。

そしてその結果として、著しい障害は出ておらず、我が家の鉢植えも立派に保たれ、若木はよく生長しております。

またもし障害があったとすれば、それは
きんずは暖地性の樹種ということから寒さに弱く、その耐寒性の低さから樹勢を落としやすい11育てにくい樹種とされてきました。
しかし、雪をかぶっても問題がなかったとの報告もあることから、一概に耐寒性が低いとは言えないようです。
ではきんずが樹勢を落としてしまう本当の原因はどこにあるのでしょうか?、。
実際きんずが弱点とするのは、単純〜寒さではなく急激な寒暖の変化にあり、昼夜の温度差や前日との温度差が激しくなると樹勢を落とすことが多いようです。
したがって冬期だけでなく、雨の影響で鉢土が急激に冷やされる梅雨期なども樹勢を落としやすい時期と言えるでしょう。
またきんずはとても水を好む樹種なので、少しでも水切れを起こしてしまうと極端に樹勢を落としてしまいます。
用土や灌水のタイミングに問題がある場合は、樹勢が乗りにくく樹づくりは思うように進みません。
水管理を徹底して行なうことがきんず培養の重要なポイントと言えるでしょう。
寒暖の変化への対応と水管理の徹底、この2つのポイントさえ押さえておけば、きんずを枯らすことなく順調に育成することが可能になります。
〜培養管理の基礎〜 日照・通風の良い棚場で管理します。
きんずは日光と温暖な気候を好むため、生長期にはたっぷりと日に当てることが重要です。
夏場は寒冷紗などで遮光する必要はありませんが、暖地性の植物ゆえに寒さや急激な温度変化には弱いため、冬期は他の樹種に先駆けて保護施設に取り込む必要があります。
大体の目安として、冬期保護は1日の最高気温が20度を下回り昼夜の温度差が激しくなる11月中〜下旬頃から行ない、気温が落ち着いて暖かくなる3月下旬〜4月までは保護施設内で管理するようにしましょう。
強い寒さ(霜)に遭うと落葉し樹勢を著しく落としてしまうこともあるので、保護施設から棚場へ樹を移す際は春先の寒の戻りに充分注意して作業を行なって下さい。
また梅雨・秋雨期など気温や湿度が急激に変化するような時期は、軒下などで管理するようにしましょう。

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