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ハナもも


ハナもも

他の事由が加わり作用したとみるぺきでしょう。

先人の言に「存在するものは合理的なり」というのがあります。

ゴロ土を敷くことが我が家の鉢植え界の常識であり、長い慣行であるならば,それにはそれなりのメリットが必ずあるはずです。

このように古い慣行の中に新しい合理性を見出すこともまた重要と思われるので、今回はこのことを中心に述ぺたいと思いますが、例によっていくつか関連事項を述ぺさぜていただきます。

剪定、 芽吹きが旺盛な樹種のため、各枝の岐部などからヤゴ芽が多く吹きます。
これを放置するとその部分がコブ状に膨らみ樹姿を乱す原因になるので、不要なものは見つけ次第取り除くようにしましょう。
一度完成を見た枝であっても、時を重ねれば次第にゴツゴツとしてきます。
何年かに一度は思い切った切り戻しを行ない、枝の若返りを図りましょう。
肉巻きが良いため太枝を切除しても灼け込む心配はありませんが、それでも切断面には癒合剤を塗布するようにしましょう。
花が咲けばほぼ確実に結実し、長期に渡って実を止めますが、結実した状態というのは樹にとって大きな負担を強いります。
不要な実は早めに間引き、樹の負担を軽くしてあげましょう。
形成層の変化と、剥皮の効果は、 今年は、どういうわけか例年になくたくさんの真柏を手入れするハメになった。
真柏の手入れと言えぱ、植え替え、勢定、整姿(針金かけ)、剥皮と行なう作業は切りがないほどあるが、ここで取り上げたいのは、剥皮に絡む問題である。
以前『ボンサイの神・舎利作り』について、そのときも、神・舎利作りの時期は、5月頃を中心に行なうべしと述べておいたが、今年ほど痛切に感じたことはないので、改めて述べておきたい。
それは、神・舎利の作成、更新は、5月上旬に始めたが、終わりは奄月下旬までかかってしまい、最後には作業が極めて困難になったからである。
否、それは最後ではなく、仕事がやりずらくなったから6月下旬でやめてしまい、残りは来年回しにしてしまったのである。
かつて『神・舎利の作成』を書く以前は、杜松、真柏は、充分水を上げている時期は、何時でも剥皮は容易に行なえる思っていた。
不用意なことはできないと、1年余りの準備をして書いたから、かなり研究したつもりであるが、今年また改めて思い知らされた。
一口に『神・舎利の作成』と言っても、幹の部分だけ行なうのと、枝先の細くなったところまで行なうのでは、大いに作業の難易は違う。
5月の内は、生育の良い樹であれぱ、どの部分でもだいたい容易に皮は剥るが、6月を迎えると幹の部分は大体剥げるが、枝の細いところは極めて困難になる。
何故こうしたことになるか、考えて見よう。

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