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ハナもも


ハナもも

エンジュ。
「エンジュ」は、大体我が家の鉢植えにはなり難い樹種であるから、取り上げるのはどうかと思うが、近頃(実際には20年くらい前から}急速に、しかもみじかに増加した樹種で、生活との関連もあるので、ここに取り上げてみた。
「エンジュ」が最も多く使われるのは、現在のところ「街路樹」であるが、実際には古くから「鬼門よけ」の樹種として、一般の家庭の庭木にも使われてきた樹種である。
「エンジュ」が、「街路樹」として多く使われるようになったのは、昭和40年代の始め頃であるが、年代が浅くその形態が「アカシア」と非常に似ているため、混同される方も多いから、それを是正するのも又のささやかな目的の一つである。
関東の平野部では、11月中旬頃になると紅葉がはじまり、12月中旬には落葉します。
南関東以西の平野部では、厳冬期でも棚下程度の所で越冬できますが、鉢中が凍る地域では、冬囲いのなかで越冬させた方が安全です。
ゴンズイは温帯性の樹種で、根は割合と寒さに弱い点があります。
白生地ではやや湿気の多い肥沃な地に多く生えていますが、ボンサイ仕立てにする場合は枝葉が伸び過ぎてしまっては見栄えが悪くなるので、生育期間でもややからめの瀧水がよいです。
といっても、葉が萎れるほど水を切ると落葉してしまうので、鉢中が半分ほど乾いた時に灌水します。
以上は完成木の灌水ですが、仕立て中の苗木の場合は、新梢が伸びている時期は完成木よりやや多めに与えると節間は伸びますが、樹勢がつくのでこちらを優先します。
肥料 痩せ地にも耐えうる樹種なので、それほど肥料を与える必要はありませんが、仕立て中の苗の場合は、ある程度樹勢をつけるための肥培管理が必要です。
また、半完成樹や完成樹の場合で実をつけている樹は、多少肥培の必要があります。
目安は春の芽だし時にリン酸、カリ分を多めに含んだ油粕系統の固形肥料を、開花時期を除き、4〜6月までの月始めに1回ずつ少最を与えれば十分。
秋肥は9月中旬に春肥と同じものを1回。
仕立て中の苗の活着後は、夏場を除いて芽出しから月に1回の置き肥が必要です。
秋肥は9月中旬になってから与え、10月の中旬にもう1回与えます。
3年目からは完成樹と同じ施肥で十分です。
植え替え適期と回数 完成樹や半完成樹は2年に1回の割合で植え替えますが、仕立て中の若木は根の生育が早いので、毎春植え替えた方がよいです。
植え替えの適期は、発芽直前の3月上旬から下句が一番理想的です。
初秋の植え替えもできますが、この樹種は新根の伸びが悪い性質があるので、翌年の植え替え適期まで待った方が安全です。
古根・古土 樹勢の強い種類ですが、他の樹種と比べると比較的根は太くて小根は少なく、固くてもろい性質があります。
従って、無理な根ほどきをすると細根がボロボロと落ちてしまうので、作業時は多少の注意が必要です。
仕立中の苗木は、古土はほとんど落とし、細根も半分ほどに切り詰めます。
完成樹の場合は、表土、鉢回り、鉢底など全体の3分のーの古土を落としますが、ほどいた根は元土近くまで切り詰めます。
特に徒長根は深めに切っておきます。
培養土 実もの類に用いる培養土で、保水性に富んだ土であれば、苗木や完成樹ともに同じ培養土でかまいません。
関東地域であれぱ、赤玉土8に硬質の桐生砂2くらいの混合土で、ミジン粉を除いた3〜7nm粒くらいの混合土が適当です(小品仕立ての場合は2〜5nm粒)。

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