TOPへ戻る  >   戻る

ハナもも


ハナもも

舎利の業しさを発見したのは30代の頃。
スキーが好きでよく山へ出かけたが、その折、風雪に耐えて生きている大自然の舎利に出会ったのだ。
それがはじまりである。
蝦夷松や栂を多く見た。
こういう樹を盆に入れたらおもしろかろう……。
だからなのか、たくましさのある樹形が、今も好きである。
山採りのネズミサシは、今日では貴重だが、お客さんは種木からそれを育ててきた。
そして、育てた樹は絶対に手放さない。
愛着がある。
いつも手許に置いてながめていたい。
真っ赤な小根は健康的に美しい。
舎利幹は自然の力の大きさを感じさせる。
ともに、命がとりうるひとつの姿である。
こんにちでは、一〇〇以上の品種のヒツジが世界中のいたるところに分布している。
これらのなかでもっとも風変わりなヒツジは、もっとも古い品種でもある、アジアのアルガリ[別名バンヨウ]の直系の子孫である。
アルガリは太い尾をもったヒツジで、その肉は北アフリカやアジアの特定の地域で賞味されている。
この種類はアッシリアの浮き彫りにも見られ、特異な太い尾によってすぐに識別することができる。
紀元前五世紀にさかのぼり、ヘロドトスはこれらのヒツジの奇妙な飼育法について次のように述べている。
「アラビアには二種の羊がおり、これは他のどこにも見られぬもので、まことに驚異に値する。
その内の一種は尾が長く三ペキュス[約一・三メートル]を下らない。
もしそのまま引き摺らせておけば、尾が地面に擦れて擦り傷がつくはずである。
ところが羊飼たちはいずれも良い大工の腕をもっていて、小さい車を作ってこれを尾の端に結びつける。
一頭ずつ羊の尾を、その車一つずつに縛りつけるのである」(ヘロドトス『歴史』[巻三、:三節]、松平千秋訳) ヨーロッパでも、スイスの湖上住居者の部落の発見で証明されたように、ヒツジははじめのうちは食肉用に飼育されていた。
エジプトでは、同じような食肉種のヒツジが飼われていた。

お好み  TOPへ > 戻る
ペットの抜け毛取りブラシ ピロコーム   ピロコームとは  Philocomb  
inserted by FC2 system