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ハナもも


ハナもも

早速使ってみましたが…本当によくとれますね。
今まさに換毛期の真っ最中で1日に何度もグルーミングしていましたので、あまり取れないかなと思っていたんですが、ペット用品で1回とかしてみるとびっくりするほどの毛が取れました。

これなら毎日のグルーミングが楽しくなりますね。
ワンもとっても気持ちよさそうにしています。

それに、注文してからあっという間に届くという点にも満足しています。
必要なので注文するわけですから、届くまでに日数がかかるとがっかりしてしまいますよね。

ペット用品は大変使いやすいですね。
ゴールデン等の長毛種には最適です。

ペットの泊まれる宿では、
毛が散らないので室内でもブラシができ、大変重宝しています。

ミツバチについて、一昨年から奇妙な報道があった。
主にアメリカでの出来事だが、なぜか働き蜂が巣に帰ってこない。
残されたのは女王と幼虫、結局巣は潰れてしまう。
かといって、どこかで大量の死体がまとまって見つかったわけでもない。
人によってはこれをイナイイナイ病と呼んだ。
「二〇〇七年の春までに、実に北半球のミツバチの四分の一.が失朦した」。
本書はそれがいったいどういう現象であるのか、しっかりと解説したものであるρとても興味深い、でも真剣に考えると、なんとも恐ろしい本である。
結論をまず述べておこう。
この「蜂群崩壊症候群」の原因は単一ではない。
最大の背景は工業化された農業である。
それがハチたちに強いストレスを与え、免疫抵抗性を弱め、ダニやウィルスに対する防御を弱めた。
そこに農薬の複合汚染が重なり、精密な社会生活を営むミツバチの巣全体の活動をいわぽアルツハイマー状態に陥れた。
病み疲れた働き蜂たちは、採餌に出た先で倒れ、巣には戻れず、おそらくただ死んでいった。
著者はミツバチの正常な生活からはじめて、ハチたちが農業という経済活動に組み込まれていったいきさつ、ハチにどのような病気が発見されたか、などについて、きちんと報告していく。
私はそれをほとんど「もう一つの人間社会」を見る思いで読んだ。
厳密な証明と単一の原因を要求する現代の読者は、ひょっとすると不満を感じるかもしれない。
でも生きものが関係するシステムが起こす病的な現象で、単一の原因を提示する人がいたら、むしろそのほうが信用できない弓私はあえてそういいたい。
糖尿病も統合失調症も、 「原因は一つ」ではない。
この現象はアメリカでとくに問題になった。
アメリカの農業、とくに果樹園のように授粉が必要なところでは、ミヅバチの存在郷杯可欠だったからであるoハチに蜂蜜を作らせて販売するより、求めに応じて、アメリカ全土の果樹園にハチを連れ歩 いたほうがお金になる。
だから打撃を受けたのは養蜂業だけではない。
果樹園も同じだった。
たとえばカリフォルニアのアーモンド畑の場合、アーモンドだけが植えられている。
白然の世界として考えたら、O種類の木だけが延々と植わっている光景は異様としかいいようがない。
しかも加州のアーモンド畑の総面積は三千平方キロ。
そこにはアーモンドの木以外にはなにもない。
当然虫もいるわけがない。
それなら授粉はミツバチに頼るしかない。
開花期には一箱いくらの契約で、養蜂業者がそのミツバチを連れてくる。
ミツバチの立場で考えてみよう。
あちらもこちらも、アーモンドの花ぽかり。
すべての栄養をミツバチはアーモンドから摂取する。
それが可能か。
野生状態ならまさに盲花績乱、さまざまな花から花粉と蜜を採ることができる。
それなら「白然に」栄養のバランスをとることもできよう。
しかもその畑には、かならずなにか農薬が撒かれている。
ミツバチは需要に応じてあちこちを連れ回される。
微量とはいえ、あっちではこの農薬、こっちではあの農薬。
科学者の調査によれぽ、なんと十種を超える農薬を含んでいた個体もあったという。
即座にハチを殺すほど強力でなくても、虫に対する毒を長い間に溜め込んだハチは、正常に動けるのか。
むしろアルツハイマー状態になって当然ではないか。
三十数年も前のことである。
有吉佐和子は『複合汚染』を書いた。
その頃から有機農業が意識ざれ始めた(さらに昔は有機に決っている)。
その後社会はどう変わったか。
グローバリゼイションから百年にO度の不景気に至るまで、社会が真剣に椙手をしてきたのは、経済と景気だけではないのか。
景気つまり経済成長は石油消費量と並行する。
農薬の最大の原料も石油であろう。
経済が栄え、生きものが瀞ぴる。
世界にとって、石油が消えた方がマシではないのか。
ミヅバチだけUやない。
虫がいなくなった。
それは私は知っている。
子どもの頃に庭によく飛んできたキボシカミキリがいない。
なぜか、だれも知らない。
ドウガネブイブイが消え、アオドウガネぽかりになった。
なぜか、だれも知らない。
それどころか、三月の末に木漏れ日のなかを飛伊でいた無数の小さな虫たちは、xぽとんど消えた杓ミヅバチが消えることになって、ぎすがのアメリカで、もこういう本が出版されるようにな った。
もはや手遅れではないか。
そう訊かれても私には答えられない。
三十年以上前からわかっていても、聞きたくない入の耳には届かない。
頭でわかっても、身体がいうことをきかない。
いまだってまだ、一定の経済成長を保つのが政府の仕事だと思っている入が多い。
他方で環境省は省エネというo省エネや排出権取引を商売にして、経済と環境を折り合わせようとしているのは、はたして人類の知恵か、その場逃れか。
人類がミツバチの運命をたどらないことを祈る。

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