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さくら


さくら

樹の流れを決める要素には、幹や樹冠部・役枝などさまざまな要素が関係しています。
これらの向きや強弱により樹の流れは決まりますが、さらには鉢の形状や植え付け位置・卓や地板の形状でも流れは生み出されます。
ですから樹の流れが理解できていなければ流れに応じて樹冠部をまとめることはできませんし、流れに合った鉢・卓・植え付け位置も選べないはずなのです。
つまり流れを理解せずに樹はつくれないはずだ、ということですね。
おそらく手嶋さんはその理屈に合わない麓り例にいくつか出会い、疑問を感じられたのではないでしょうか。
さて、ではどの時点・段階で樹に流れが生まれると皆さんは思われますか? 「この樹を右流れの吹き流しに仕立てよう」など、樹づくりの初期の段階で流れを決めてつくっていく湯合ももちろんあるでしょう。
しかし多くの場合、樹の個性や魅力に応じて樹づくりを進めるうち、自ずと流れが読み取られ、それに合わせて樹づくりや植え替えが行なわれているはずです。
今回のお答えに際しお話を聞かせてくださった専門家も「その樹が一番美しく見える姿につくれば、自然と流れも見えてくる」 「流れを読み取れずに樹づくりはできないし、流れを無視してつくっても美しくは見えない」と話しておられました。
といつまでも理屈ばかり並ぺ立てていても仕方ありませんから、実例に学んでいくことにしましょう。
流れの分かりやすいもの・分かりにくいもの、その見方などを解説していますので写真を眺めつつご自分でも考えてみてください。
難しそうでも、接ぎ木で活着させればいいのです。
松柏類の芽接ぎ適期である2月中旬から芽動き前の3月中旬ごろを目処に、芽接ぎや枝接ぎを行なうといいでしょう。
若枝でも古枝でも接ぎ木は可能ですが、若い枝を穂に用いたほうが元気も良く活着率は高くなるはずです。
はたして赤松は順調に増殖されるのでしょうか? 時期は少し先になることと思いますが、挑戦が成功されることをお祈りしています。
がんばってくださいね。

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