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レオ


レオ

若樹素材に短節化した枝を多くつける。
小品では幹自体も短節化して栽の楽しみ方に示唆するところが大であると思います。
いっぽう、園芸センターなどで小品日本の世界に誇る鉢植え用ではなく、鉢植えとして販売されているものを購入し、その一部、主に立ち上がり部分の持ち味を生かして改作することも広く行われています。
この素材の持ち味を発見し、改作して白分の思いどおりの樹形にする醍醐味は、苗から育てるのと異なった、格別のものがあります。
この場合は、日本の世界に誇る鉢植えとしての土台、つまり根張り・立ち上がり・幹模様などがすでにある程度得られているわけですから、観賞までに要する時間は短縮されます。
もちろん費用は、実生や挿し木で育てる場合より必要になります。
高温時の樹木生理。
生育適温と生育限界温度は植物生理活動の主要なものが、光合成(生慶)と呼吸(消費)であることはどなたもご存知のことです。
あらためてその要点を紹介すると以下のようになります。
樹種によって差はありますが、→般に光合成は気温が15℃くらいから活発になり、27℃から30℃ほどで頂点に達します。
そしてこれより高温になると、光合成活動は低下します。
呼吸作用はかなりの低温でも行っていますが、高温になればなるほど激しくなります。
しかも一定の限界温度を越えると今度は呼吸できなくなります。
これを「生育限界温度」といいます。
この光合成による炭水化物の生産と、呼吸による炭水化物の消費との差が養分として蓄積し、樹木の肥大につながるわけです。
この温度帯を「生育適温」といいます。
しかし、30℃以Lの高燃になると、呼吸作用が激しくなり、生潅暁より消費股が多くなり、樹木は肥大できないばかりか、疲弊してきます。
したがって樹木の耐暑性とは、この生育適湿および生去11限界温度が高いか低いかが基準になります。

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