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全国の日当りのよい山野に自生する、.ごく矮性のハルリンドウ、コケリンドウ、フデリンドウは青紫色の可憐な花をつけるがこれらは二年草であるから採集しても宿根はしない。 晩秋に林間に咲く宿根草のリンドウは葉はササの葉に似ているので本種S白花種をササリンドウと称する。 ヨーロッパの中部山岳地にはリンドウ属がかなり多く分布しているが、最も著名なのはアルプス.ピレネーのゲンチアナ・アコウりスで、葉はロゼット状で皮針形、花は鮮やかな紺碧色で花筒が長く山草家が一度は試作するものである.我国ではこれを改良して四季 中国原産といわれる峨眉山リンドウは美しいピンクの花をつける矮性種であるが、耐寒力は弱い。 エキサカム属 本属は三〇種がアジア、マレー、マダガスカルの熱帯、亜熱帯地方に分布しているが、鉢花として店に出るのはエキサカム・アフィネ種。 ソコトラ島産の二年草、花は青紫色で芳香がある。 秋まきで次年の六月に開花する。 |