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レオ


レオ

リンドウ科の植物は一年草や宿根草など草本植物が多いが、まれに低木性のものもある。
約七〇属七五〇種が温帯地方に分布している。
葉はおおむね対生、花は合弁で四ー五裂、ときに六〜十二に切れるごともある。
子房は一室で二側に多数の種子をつける。
柱頭は二裂している。
リンドウ、トルコキキョウなどの観賞植物が代表種でしょう。
リシドウ(ゲンチアナ)属 約四〇〇種があり、多くは青色系の美しい花をつけるが、白や黄色の のもある。
花はつりがね状の筒状、を開く。
我国のトウヤクリンドウ、ハルリンドウ、ミヤマリンドウ、アサマリンドウ、リンドウ、フデリンドウ、オヤマりンドウ、ホソバリンドウなど一八種八変種がある。
大墾種としてはオヤマリンドゥ、エゾリンドウ・があーー、ともに高冷地で切花栽培されるが、最近のものは.この両者の交配種であることが多い。
初秋に市販されふ小型で比較的大輪の矮性のリンドウは新キリシマリンドウといい、肥後の球磨川の流威に白生するクマガワリンドウに他樋がいろいろと交配されたものでしょう。
地を這わせ、曲で 多くの多幹素材は腰が高く、そのまま整姿したのでは小品寸法にはなかなか納まりません。
雑木なら幹の切り込みで吹かし直す方法もありますが、松柏ではなかなか胴吹きさせるのも難しく、この方法での縮小は無理です。
そこで、こうした素材を小品寸法に作る方法として有効なのが、幹を地に這わせ、根連なりとして幹を短く立てる方法です。
そして、地を這わせられない主木や副木は幹に曲を入れてつぶすことで寸法を縮めるわけです。
先に紹介した針金かけなら、逆に雑木より曲げに強い松柏の利点を生かした根連なりへの改作も有効なのです。
ただ、この素材の難点をあげるなら、主木・副木の幹の強弱さがないこと。
特に副木の枝がかなり遠く、腰が高いため、これをどう縮めるか、また、どう主木を強調するかが大きなポイントであり、課題と言えるでしょう。
最悪の場合は簡略も検討の余地を残す選択として、作者のセンスにかかってくるものと思われます。
まずは、根連なりとして、総ての幹を使っての縮小技を見て項くこととしましょう。

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