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レオ


レオ

リシアンサス属 北米原産の多年草。
ネブラスカ、テキサスの産であるが、日本名はトルコキキョウと呼ばれている。
高性種は切花に矮性種は鉢植えとして最近長野県下での栽培が多い。
花色は紫、ピンク、白などがある。
ニンフォイデス(アサザ)属 アサザ属は二〇種ほどあるが日本の野生種にはアサザとカガブタがある。
アサザは池や沼に地下茎をのばし、葉は水面に浮んで夏にキュウりのような黄色い花が開く。
カガブタの花はアサザよりも小さい。
スウエルティア(センブり)属 センブリは全草が苦く、昔から胃腸薬として使われ、煎じて干回振り出してもまだ苦いという。
本属は日本、中国、朝鮮に産するがほとんど二年草でしょう。
ムラサキセンブリ、ヒメセンブリ、イヌセンブリ、チシマセンプリなどがある。
観賞価値はない。
アケポノソウ、シノノメソゥもセンブリ属の二年草で全国各地の山地の湿地に自生しているが、特に利用価値はない。
ミツガシワ(メニアンテス)属 北海道、東北地方の沼沢地に自生している多年草で、葉は三小葉から成り一見ミツバをおもわせるが、根生葉の間から高さ三〇pの花茎を立てて白い小花を総状につける。
山草家が時折栽培することがある。
株に・より花に長花柱と短花柱の別があり、長花柱の株に結実する。
確かに時代(幹肌に見る古さ)が乗るには年数もかかり、太らせて大物に作る方が手っ取り早いのかも知れません。
しかし、そうしたものだけに、今回の素材のように、それぞれの幹が細く、強弱を持ちながらも、鉢で長く持ち込まれた味(古さ)を見せるものは稀少と言えるでしょう。
また、樹形的にも稀少なものだけに、数有る若木から、幹の強弱のあるものを見い出し、姿を作ってから持ち込むというのも手でしょう。
なるほど、大物に見る山採りの株立ちや、三幹、双幹、そして根連なりの迫力にはかなわないかも知れません。
しかし、若木であっても、樹形的な変化は飾12のバリエーションを広げることにもなるのです。
時代は後からついてくるものという感覚で、この機会に一つ挑戦してみて下さい。
ここでは、持ち込みの古さは別として、おうおうにして目にする五葉松中品サイズの多幹素材を、根連なりとしての小品サイズへの縮小と、更に樹格向上の技とセンスを紹介します。
主幹を残して他を抜き、単幹に作っても大きな樹格向上が望めそうにない株立ちを見つけたら、一つ挑戦してみてはいかがでしょうか。
作者のセンスが大いに生かせる樹形だと思いますよ。

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