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剪定の実際の要領をまとめてみましょう。 ・基本剪定……枝作りの基本は二又二又に作ることです。 まず不要な胴吹き芽を元から掻き取ります。 良い位置に出た芽はもちろん残してください。 つぎに、徒長したところを一廻り小さく切り込むわけですが、全体を見て流れの方向を確認することが大切です。 そして、枝分かれを二、又二又に作るという基本にそって、まず三又を切り、流れにそわせるように枝抜きします。 頂部の樹勢が強いということは、雑木もまた例外ではありません。 丹精しているつもりでも、葉が落ちて枝の様子があらわになると、意外なほど芯がゴチャゴチャした感じになっているものです。 芯のコケ順がゴツくなってしまった場合、素直な枝を選んで、新しく芯に立て替えなけれぱなりません。 枝順については、下枝はとくに枝.・蔵謹瀞る程度とる必要があーす。 こうしないと、老木の相が表現できないのです。 |