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レオ


レオ

水やりのヨ的と要点を知ろう。
水掛け三年。
普から,氷掛け三年事という言葉があるように、一人前の潅水ができるようになるには、かなりの習練が必要とさ忙ております。
どうも我が国には,石の上にも三年とかいうように、やたらに三年とか八隼とかいう言葉が出てきますが、これは比瞼ですからそのことははなしの外におくとして、潅水とははたしてそんなに難しいものなのか。
あるいはもっと簡単にみてよいものなのかも一考の余地があると思います。

わたし自身も、三卜甲ほとの隼月を鉢植えに課しんでおりますが、現ていませんし、また初心者であっても、基本概念さえ誤らなければ、今日からでも80点位の潅水はできるものだというのが結論だと思っております。
潅水は.用土の種類や大きさ、樹種や樹齢、環堀や培幾方法などが極めて複雑に作用しますから、その方法に完壁さを求めること嵐体所詮無理なことかも知れません。
その反面、作業自体完壁でなくても、鉢植え自体がほぼ満足に近い生育をしめすならば、それほ及第生ないし優等生の潅水ということができます。
しかし現実に多くの愛好者の会をみる眼り、先生の方は別として、多るようです。
これはプロに較べ時間的制約のあることも考えられますが、最大のものは概念に誤りがあるからで、このことは購習会などで多くの方々と接するとき、痛切に感じられるところです。
このほか、他の樹種にはみられない特性として、四季を通じて観賞できることも特筆できます。
どんな樹種でもそれなりに四季を通じて観賞はできるわけですが、たとえば黒松の小品盆栽を数十鉢培養していても、いざ展示会に飾ろうとすると、新梢の揃ったものをということなると意外と少なくなるものです。
その点真柏の場合は、新梢の先の調整が比較的容易であり、少ない鉢数であっても、それぞれがそれなりに、どんな季節であっても観賞に耐え得る姿にすることができるわけです。
また、松柏類O般にいえることですが、誤まって枝枯れを起した場合でも、枯れてた枝をジンとして生かすことができる点も、雑木盆栽では望めない利点といえます。

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