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さくら


さくら

低温障害の実態は、乾燥(脱水)による障害。
著しい低温になれば、常緑植物でも光合成活動はほとんどしません。
したがって光合成原材料である水はほとんど不.要か、あるいはごく少量ですみます。
しかし、気孔からの水分蒸散は継続しています。
いっぽう根のほうも、低温によって吸水活動は鈍化しますが、ある稚度までは、気孔開閉の自律作用によって調和は保たれ、枯死に至ることはありません。
しかし、鉢土(土壌)が凍結した場合は、水の吸収はまったくできなくなります。
そしてこの鉢土が凍結しているときに乾風が強く当たると、葉の水分は蒸散せざるを得なくなり、脱水症状を起こし枯死に至る場合があります。
これが冬期の寒害枯死の原因の大半なのです。
冬期に鉢が凍結するのは、通常夜半から午前10時頃までで、この時間帯ほとんどの葉は霜に覆われていますから、脱水症状を起こすことはありません。
したがって夜半から朝のうちの鉢土の凍緒は恐れることはありません。
まして、鉢土隻竪涯着水分が凍うて蓬「」植物体h根解の内部まで凍ってしまうわけではありません。
植物細胞内の紬胞液は、有機塩類濃慶が高まりていますから(とくに冬は高くなる`気温が婚下になっても凍結することはないのです。
桁いのは、鉢土の凍結が午後になっても解氷せず、しかも枝漿が乾いた冬風に晒されているときです。
こうした条件が二口も.二目も続くと脱水症状を起こし、きわめて危険な状態になるのです。
こうした脱水症状による障害を受けたり枯死する場合、葉が緑色をしたまま枯れる「背枯れ」状態になります.ツバキなどの広菓常緑樹では緑葉のまま萎れ、蝦夷松では蒸散を抑えるために緑葉のまま漿をふるう症状が起こります。

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